マーク・ザッカーバーグ氏のハーバード大学でのスピーチ

├できる人の仕事への姿勢

 

仕事への意欲を高める要因はいくつかありますが、
何のためにその仕事をやっているのかといった
「目的意識」を持つこともその一つです。

 

目的意識と言っても、
収入を得るためとか家族のためということよりも、
仕事そのものが持っている価値や意味のことです。

 

自分が行っている仕事の意味を
誰かの押しつけではなく『自分なりに』定義できると
仕事への意欲を高めやすくなります。

 

フェイスブックの共同創設者のマーク・ザッカーバーグ氏が
ハーバード大学で行ったスピーチで、
J.F.ケネディ元大統領のエピソードを引用して
目的意識の重要性を語っています。

 

↓ここから引用 +++

 

かつて、ケネディ大統領が
NASA(アメリカ航空宇宙局)を訪問した際、
デッキブラシをかついだ掃除担当者に
「あなたは何をしているのですか?」と聞いたところ、

担当者は、
「大統領、私は人間を月に送り込む手伝いをしているのです」
と答えたそうです。

目的意識とは、
私たちが自分たちの存在よりも大きな何かに参加して、
そこで自分が必要とされていること、
未来へ向けての何かに役に立っているということ、
そういう感覚なのです。

(多少意訳しています)

 

↑ここまで引用++++

 

同じ掃除でも「床を拭いている」と思うのか
「人間を月に送る手伝いをしている」と思うのか、
解釈ひとつで仕事の意味が大きく変わってきます。

 

私もかつて、
「こんな仕事なんて……」
と思ってしまうときがありました。

 

しかし、世の中に意味のない仕事など
何一つないのです。
意味がないと思い込んでいる自分がいるだけなのです。

 

 

ザッカーバーグ氏が言う、

「自分たちの存在よりも大きな何かに参加して、
そこで自分が必要とされていること」

いまやっている仕事の先にあるものが
いったい何なのかを
自分で考えて自分で定義することができれば、

より楽しく、より意欲的に仕事をするための
一つの要因になります。

 

 

「あなたは何をしているのですか?」

と聞かれた時、
あなたは何と答えるでしょうか。

 

 

 

 

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