いまの時代に企業が求める管理職とは、スピードと質を両立させることができる人材です。そこで、生産性向上への意識がますます重要になってきます。しかし、これまで行われてきたのは、主に業務手順の見直しによる人員・経費・時間の削減といった業務の効率化です。それらは生産性(=アウトプット÷インプット)の分母を最小化させようとする発想です。
もちろん、この努力は怠るべきではありませんが、効率化による生産性の向上には限界があります。アウトプットの質については何も変わっていないからです。そこで、いまあらためて私たちが意識すべきことは、アウトプットの質を高めることによる生産性の向上です。
ただし、「質」とは何を意味するのかを正しく理解せずにこの問題に取り組むと、かえって生産性を低下させてしまいます。
では、管理職に求められている生産性向上のための「質」とは、いったい何を意味するのでしょうか。
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いまの時代に企業が求める管理職とは、スピードと質を両立させることができる人材です。そこで、生産性向上への意識がますます重要になってきます。しかし、これまで行われてきたのは、主に業務手順の見直しによる…
拙著『新 管理職1年目の教科書』から一部をピックアップして、オンライン用に加筆した内容です。