東洋経済オンライン:経営幹部から「声がかかる」管理職は何が違うか

約5億年前のカンブリア紀と呼ばれる時代に地球上の動物の種類が一気に多様化、増大化したと言われており、それは「カンブリア爆発」と呼ばれています。

そして第4次産業革命のいま、「テクノロジーのカンブリア爆発」が起きようとしています。AI、ビッグデータ、IoTやロボット化などのデジタル技術の飛躍的な進化と拡大により、新たなテクノロジーとそれを使った新しいビジネスが爆発的に生まれているのです。

そこで同時に進んでいるのが「専門性の多様化と細分化」です。生物の進化系統図が次々と枝分かれして大きく広がっていくように、専門的な要素も様々な分野で次々と枝分かれして広がっています。

こうなると、個人で対応できることの範囲が限られてくるため、新しい分野へ取り組んだり高度な問題を解決しようとするときには、それぞれの分野で突出した専門性を持つ人からなる上質の人材ポートフォリオが必要となってきます。多様化、細分化した専門性を、必要なときに、必要な形で、必要な分だけ再集結させるのです。

このような環境下で働く私たち、特に管理職にとって大切なことは、そこで「声がかかる人」であることです。そのためには管理職であることよりも、「○○の専門家である○○さん」という個人名で認知されていることの方が大切です。

(続きはこちらから)

『管理職3年目の教科書』から一部をピックアップして、オンライン用に加筆した内容です。

 

 

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