「この歳だから」が口癖の人には近づかない

├自己研鑽

企業に勤める管理職クラスの方から時々このような言葉を聞きます。

「この歳だから、体に染みついた考え方や価値観を変えることはできないと
思うんです」

定年間際のベテラン社員かと思いきや、バリバリの40代の課長さんだった
りします。しかも、その発言が、結構、同年代の人たちから共感を呼んでい
るのです。

これまでの仕事や人生で築いてきた考え方や価値観はあるでしょう。しかし、
この先まだ、20年の職業人生が、40年の人生が残っているにもかかわら
ずです。

でも、その方の予言は見事に的中します。自分の考え方を変える(進化させ
る)のは無理だと思っている以上、そこで思考が止まってしまい、結果的に
何も変わらないからです。

 

一方で、年齢に関係なく考え方や価値観を進化・成長させたいと考えている
人もたくさんいます。彼らは情報への感度も高く、新しい経験や挑戦にも貪
欲です。その結果、考え方や価値観が常にバージョンアップされていきます。

自分の可能性が広がることに喜びを感じ、仕事も人生も楽しそうにしていま
す。

私たちは、自分で思っているような人になるのです。

 

-------------
40歳でピアノに挑戦
-------------

TVのトーク番組で、ミュージシャンで俳優の星野源さんが次のようなことを
言っていました。

これまでずっとギターで曲を作っていたが、どうしても似たような曲調にな
ってしまう。「手癖」というのがあって、無意識のうちに同じようなコード
進行になってしまうから。

そこで、キーボードで曲を作ってみようと思い、未経験のピアノを練習し始
めた。

少しずつ弾けるようになってくると、ギターの「手癖」が消えて違うコード
進行の曲が書けるようになった。40歳になった今年のことで、それで生ま
れたのが『創造』という曲。

すでにミュージシャンとして確固たる地位を築いている星野さんでも、日々、
当たり前のように自分を進化・成長させようと挑戦しているのですね。

 

-------------
どうするかは自分で決めること
-------------

自分を進化・成長させたいかどうかは自分で決めることです。

進化させたいけど「この歳だから無理」だと思っている人は考え直してみま
しょう。

進化できると思って行動すれば、新しい経験や人との出会いもあるでしょう。
新しい挑戦だってできるでしょう。新しい楽しみや喜びが増えてくるでしょ
う。

世の中自体が急速に進化しているため、そのような機会なんていくらでもあ
ります。

 

カーネル・サンダースがKFCの前身「サンダースカフェ」をガソリンスタ
ンドの一角にオープンしたのは50歳前後のこと。KFCとしてのフランチ
ャイズビジネスを始めたのは60歳を超えてからです。

かくいう私も、外資系に転職したのが40歳のとき、独立して人材開発の仕
事を始めたのが53歳のとき、初めて出版したのが58歳のときです。

何かに挑戦するたびに新しい人との出会いがあり、見たことのない世界を見
ることができます。まだまだ、進化し続けたいと思っています。

ちなみに、私が普段から注意しているのは、年齢に関係なく何かに挑戦して
いる人たちとの交流を続けること。そして、「この歳だから」が口癖の人に
は近づかないことです。

人は良くも悪くも周りにいる人たちの影響を受けるからです。

 

 

関連記事

無料メルマガ



お問い合わせ



東洋経済オンライン





ブログ新着記事

  1. 学習能力の高い人と低い人の違い

  2. 多様性を生かすためのゲームのルール

  3. 上司を説得するのが上手な人の共通点は?

  4. 市場価値が高いのは「マネジメントができる専門家」

  5. ヒトデを海に戻す男

TOP