努力は必ず報われるのか?

├結果を出す力

 

「努力は必ず報われる!」

 

アイドルグループAKB48を
設立当初から引っ張ってきた高橋みなみさんの有名な言葉として、
時々ネットでも取り上げられます。

 

飲み会などで、
これに類する議論に巻き込まれそうになるときがありますが、
私は、「努力は必ず報われる!」が正しいかどうかを議論するのは
全く意味がないと思っています。

「努力」の定義が人によって様々であり、
「報われる」の定義もそれ以上に様々ですから、
話が噛み合うわけがない、というのが1つの理由。

 

もう1つの理由は、
いったい何を求めてそんな議論をするのかが
さっぱり分からないのです。

 

報われるという結論になったら努力をするのか、
そうでなかったら努力をしないのか・・・。

そういうもんじゃないでしょ。

 

高橋みなみさんの思いを込めたメッセージには敬意を表しますが、
彼女も、著書『リーダー論』(講談社)の中で

「その言葉のあとの、『自分の人生をもって証明します』
という「覚悟」の方を伝えたかったのだが、
前半の言葉だけが一人歩きしてしまった」

と言っています。

 

 

私は、努力が報われるかどうかという議論には興味がないのですが、
「努力」についてはこう思っています。

すなわち、
「何かをなそうとしたら、
 努力って最低限必要なものに決まっているだろ」

 

生きていくために呼吸をすることが
最低限必要なことの1つであることと同じように、
何かで成果を出そうとしたら、
努力することが最低限必要なことの1つだと。

 

努力が報われるかどうかという不毛の議論をする暇があったら、
「どのように努力をするか」を考えるべきです。

 

なぜならば、努力の仕方によって、
結果が大きく変わってくるからです。

 

この点は、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手も、
ツイッターでこうつぶやいています。

 

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、
頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」

 

では、正しい努力の方法を手に入れるためには、
どうすればよいのでしょうか。

 

お手本になるような良いものにできるだけたくさん触れる。

よいと思う方法をやってみる。

失敗しながらも、自分に合ったものを見つけていく。

 

昔から言われている「守・破・離」というのは、
やっぱり正当な流れだと思います。

最初の「守」は、お手本を見つけることができれば
比較的簡単に手に入ると思います。

初期の段階での「人まね」は、それはそれで効果的です。

 

しかし、
すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる
です。

人がやっていることを延々と真似し続けるよりは、
試行錯誤を繰り返しながら、
自分に合った努力の仕方

 見つけていく力、

 実践していく力、

 改善していく力、

これらの力を身につけることが、
仕事や人生を自分らしく楽しむために必要な
ものの考え方ではないでしょうか。

 

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