ダイオウイカの2本の長い腕から学ぶこと

├決断力を高める

 

最近ゴチャゴチャと話をしているダイオウイカですが、
ご存じのように、大きなものでは全長18mにもなります。

 

ただ、そのうちの半分は、2本のながーーーーい腕、
すなわち「触腕(しょくわん)」です。

 

この触腕で狙った獲物にグルッと巻き付いて
「つ~かまえた」ちゅう訳です。

 

 

ついている吸盤もパンパないっす。

 

でかいものは直径10㎝、
ギザギザの歯のようなものがぐるりと一周装備された、
ジェイソンのチェーンソーもまっ青の特別仕立てになっています。

 

ダイオウイカにとっては、
生きていく上でとても大事な2本の触腕です。

 

 

ところがですね、

 

 

時々、漁師の釣り糸に、
この触腕だけが引っかかってくることがあるんです。

 

おそらく、餌につられてつかんだはいいが、
釣り針に引っかかってしまい

「やばっ!このままでは大変なことになってしまう」

「命を守るためにはこれしかない!」

と考えた末の苦渋の決断、
つまり自ら触腕を切って逃げた結果なんでしょう。

 

もちろん、それはダイオウイカにとっては
大きなダメージとなるんでしょうが、

 

生きていくために大事な触腕を切ってでも
もっと大事な命を守る、
ダイオウイカはそこまでして生きようとしているんですね。

 

 

私たち人間はどうでしょうか。

 

何かを手放せないでいるために、
実はもっと大事なものを失いそうになる、
そういうことってあるような気がします。

 

 

かつて会社勤めをしている時に、
お客様のどう考えても理不尽かつ屈辱的、
はっきり言ってムチャクチャな要求に対して

「まあ、お客様やからしょうがないな・・・」

と、安易に応えようとしていたところ、

 

部下から

「俺らの誇りって何ですか!!」

とたしなめられ、のけぞりそうになるところを
危うくこらえて我に返った経験があります。

 

 

私は、その部下のおかげで、
仕事には柔軟に応えるべきことと譲ってはならない最後の一線、
「仕事への誇り」があることにあらためて気がついたんです。

 

 

その後、お客様と
あーだこーだのすったもんだの大騒ぎをしながら交渉したんですが、
どうにもこうにも妥結点を見いだすことができずに、
苦渋の決断でしたがその要求をお断りしました。

 

 

チーン!です。

 

 

ビジネス的にはいくつかのものを失いました。

 

しかし、その後、その噂を聞いた別のお客様が
私たちの姿勢を評価してくださり、

なんとなんと、
失った以上のものを取り返すことができたんです。

 

 

実は、ダイオウイカの触腕にも
再生機能があるそうです。

 

 

ダイオウイカも人間も
本当に大事なものを守っていれば、
失ったものでもいつか取り返すことができる、

 

そんなことを考えています。

 

 

関連記事

無料メルマガ



メールマガジン「櫻田毅の人材価値向上講座」



お問い合わせ



ブログ新着記事

  1. 「大ピンチ」から生まれた世界的なヒット商品

  2. 「思い込み」を捨てると問題そのものがなくなる

  3. 外に目を向けると自分のことがよくわかる

  4. 「この年だから」が口癖の人には近づかない

  5. 「なぜ、そんなことをやってしまうのか?」と部下に腹がたったとき

TOP