人間関係のメインテナンス

├良好な人間関係を構築する

 

私たちは時々、人間関係のメインテナンスを
意識する必要があると思います。

 

20代、30代の若いころは、
まだ出会った人の絶対数が少ないため、
一つ一つの機会を大事にして
人間関係を積み上げていく時期です。

 

たくさんの人に会って、
人を見る眼を鍛えることや人を理解する術を知ること、
対人対応力を磨くことが必要です。

 

しかし、年とともに、
蓄積された人間関係の絶対数が膨れあがってきます。

 

 

顔が思い出せない人の大量の名刺
一瞥するだけの年賀状
昔話が話題の中心となってしまう飲み会
これ誰?というフェイスブック上の友達・・・

 

これらが気になり始めたときこそが、
人間関係のメインテナンスを意識し始める時期です。

 

 

人は限られた時間しか生きることができません。
刻一刻と過ぎていく時間は命を刻んでいるわけです。

 

「時は命なり」ですから

命を削ってまでこの誘いを受けるのか、
命を使ってこの飲み会に参加するのか、
命に代えてこの人との関係を続けていくのか、

私は50歳を過ぎたころから、こんな風に考えています。

 

話しているだけで元気が出るような付き合い、
その人の生き様に触れると背筋がしゃんとするような人、
こういう生き方もあるんだと、自分の視野が広がるような人、
そして何より、微力な私であっても必要としてくれている人、

このような人間関係には命を使おうと思います。

 

しかし逆のケースでは、
少なくともこちらから連絡を取ることはなく、
徐々に関係が希薄になっていきます。

 

でも、それでいいんです。

 

その代わり、その時間を、新たな出会いによる
関係を築くために使いたいと思います。

世の中には、まだ出会っていない
素敵な人たちがたくさんいるからです。

 

年とともに人間関係を整理する(減らす)だけでなく、
質の高いものへと「入れ替えていく」という
メインテナンスを心がけています。

 

より質の高い時間、人生は、
より質の高い人間関係からもたらされるからです。

 

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