もうひとつの「仕事のONとOFF」とは

├学習能力を高める

 

仕事のONとOFFを切り替えるってよく言いますよね。

 

仕事は手を抜かずにやるけど、
休日ぐらいはゴルフで仕事のこと忘れて楽しもうぜ。

仕事で緊張が続いたときは友達とわいわい酒飲んだり
一人で好きな音楽聴いたりしてリラックスしよう。

仕事ばっかしているとストレスが溜まるので、
仕事以外でも夢中になれるものを持った方がいいんじゃない。

 

そうそう、
仕事のONとOFFとを上手く切り替えることって大事だよね。

まあ、こんな感じでしょうか。

 

いろんな表現の仕方がありますが、
仕事をしているときがON、仕事以外のことをしているときがOFF
こういう関係です。

 

 

でも、このようなONとOFFの切り替えで
本当に脳ミソがリフレッシュしているのでしょうか。

 

つまり、
「同じようなON」と「同じようなOFF」との間で
切り替えている限り、

結局、狭い世界の中での切り替えになっているんです。

 

 

これって、どうよ???

 

それで、別の視点からのON/OFFの
切り替えを考えてみました。

 

日常に自分を置くことがON、
非日常に自分を置くことがOFF

 

仕事でもプライベートでも、
普段と同じようなことをやっているときがON
普段とは違うことをやっているときがOFF
これを時々切り替えよう!

 

こういうことです。

 

 

非日常っていうのは場所や人間関係だけでなく、
たとば、会社にいても、
普段とはとんでもなく違った視点でものを考えてみる、
といった思考の非日常性も含まれます。

 

 

演出家の宮本亜門さんは、
以前聴いた講演会の中でこのようにおっしゃっていました。

「僕にとってのOFFっていうのは、
たとえば宇宙から自分を眺めてみるっていうことなんです」

普段(日常)とは全く違う視点から自分を見るっていう
一種の非日常思考ですね。

 

 

じゃ、私にとっての非日常(OFF)には
どのようなものがあるのか考えてみました。

 

たとえば、

 

禅寺で写経とか、

時々京都でこれやります。
アタマが無・・・にはなりませんが、とても落ち着きます。

 

違う職業の人の話を聞くとか、

先週末、認知症患者の介護をされている方の話を聞きました。
人の尊厳ということについて深く考えさせられました。

 

ひたすら4日間、麻雀をするとか、

これまで何度もご紹介した、ご存じ博多の麻雀合宿です。
その後しばらく、じゃがりこが点棒に見えます。

 

俳句を練るとか、

大先輩にお誘いいただきご指導いただくことになりました。
4月に初の句会参加ですが、いっこうに句ができず苦しんでます。

 

厚さ1.5cmの超極厚牛タンを食べに行くとか、

これ、結構異次元の焼き肉で、目にした途端、
わけもなく闘争心が湧いてきます(笑)

 

 

どれも”ちょっとした”非日常ですが、
そこ身を置くことで間違いなく脳ミソがリフレッシュされる、
というか、いつもと違う刺激を感じます。

 

私はこういうON/OFFから
発想の柔軟性や新鮮な活力を得ているような気がします。

 

 

あなたのONとOFFは何でしょうか?

 

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