「仕事はきつくて当たり前」
ずーっとこう思ってきましたし、
これからもそう思うでしょう。
かなり強い確信です。
私を含めて世の中のほとんどの人は、
超人や天才ではなく普通の人です。
普通の人が、普通のことを、普通にやったら、
普通の成果しか出ない・・・ですよね。
普通でいいという人もたくさんいるでしょうけど、
私は、少しでも良い仕事をしたいと思ってきました。
そうすると、必ずどこかに負荷をかける必要があるし、
そういう姿勢を示していたら、
ほっておいても周りから負荷がかかってきます。
だから、良い仕事をするためには
「仕事はきつくて当たり前」なんです。
ただしですね、
この続きとして大事なことがあります。
仕事はきつくて当たり前、
だけど、それを楽しく行うことはできる。
大量の仕事、大事な決断、
立ちふさがる壁、動かない組織・・・
こっちが「ひえ~っ」て叫びそうになるような状況下でも、
それを楽しんでいるかのような人たちがいます。
よくよくそのような人たちと話しをしてみると、
彼らは自分がきついことをしているとは思っていないんです。
「きついことをしている」
「我慢している」
「大変なことをしている」
「仕事だからやっている」
こういうふうには思っていなくて、
「成長している」
「工夫している」
「貢献している」
「人を喜ばせている」
って思っているんです。
「私はきつい仕事をしているのではなく、成長しているんですよ。」
つまり、仕事を別の側面から見て、
「きつい」という言葉を、
自分が喜びを感じる言葉に置き換えているんです。
成長するのは楽しいでしょうし、
工夫するのも楽しいでしょう、
貢献するのもそうですし、
人を喜ばせているのも楽しいでしょう。
だから、仕事を楽しんでいるように見えるし、
実際楽しいんだと思います。
自分が今やっていることを「きつい」って定義してしまうと
脳が本当にそう思い込んでしまいます。
でも、「成長している」、「工夫している」って定義すると、
これまた脳がそう思い込みます。
これまで何度もお伝えしているように、
脳は自分の言葉を一番良く聞いているからです。
この思考に慣れてくると、
「きつい仕事」が「きついけど楽しい仕事」になり、
やがて「きつい」が取れて単に「楽しい仕事」になる!
これ、最高じゃないですか!