ジェネレーションギャップを気にしている新入社員たち

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今年も、それぞれの会社に新入社員が入ってきました

 

「こいつら、まずは社会常識から教えないと、なーんもわかっとらん」
こんな先輩の声が聞こえてきそうです。

 

しかし、新人研修を通じて感じたのは、
新人たちは、自分たちと先輩たちとの間に
常識ギャップがあることは十分わかっています。

であるがゆえに、かなり神経質にもなっています。

 

常識がないと言われはしないか、
失敗をするのではないか、
笑われたらどうしよう・・・ 結構ビビッています。

 

もちろん、失敗をしながら覚えてもらうしかないのですが、
先輩としては、ここはひとつ、
大らかに受け止めてあげてほしいと思うのです。

 

良し悪しは別として、時代と共に常識って変わっていくんですから。

 

 

最近の高校生は、「聖徳太子」と聞いてもピンときません。

当時、「聖徳太子」という名前の人は存在しなくて、
それは「厩戸王(うまやどのおお)」であるという説に基づき、
教科書から「聖徳太子」が消えつつあるからです。

 

「いい国(1192)作ろう頼朝さん」の語呂合わせで有名な、
鎌倉幕府が成立した年も、
最近は「いい箱(1185)作ろう」、もしくは両論併記です。

 

このように、時間と共に常識ギャップというのは
「必ず」生まれていきます。

 

もちろん、歴史だけでなく、社会常識、価値観、
コミュニケーションなどなど、
ありとあらゆることに当てはまります。

 

これ、どうしようもないんです。

 

しかも、若者たちの方が
そのどうしようもないことの存在に気づいているのです。

だからこそ、自分の常識が社会で
受け入れてもらえないかもしれないことを恐れています。

 

確かに、彼らには「仕事の場で必要な常識」を
これから覚えてもらう必要はあります。

 

しかし、先輩の皆さん、
ぜひ温かい目で彼らを迎えましょうよ。

 

「聖徳太子も知らないの?」って呆れるのではなく、
「へー、教科書に載ってないんだ」と、
自分の古い常識をバージョンアップするぐらいの
気持ちで話を聞くのも面白いと思いますよ。

 

新人が何を言っても何をしても、とりあえずは、
「へー、そうなんだ」と余裕のあるところを見せた上で、
「でも、仕事をする上ではね・・・」と教えていけば、
彼らも安心して耳を傾けてくれるのではないでしょうか。

 

ちなみに、聖徳太子と1192年は、
今年の大卒新人はギリセーフみたいです。

高卒新人が境目みたいで、数年後には、
厩戸王と1185年に常識が変わっているでしょうね。

 

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