私は、
『平成26年度 東京圏における主要区間の混雑率』(国土交通省)
で、栄えある第1位に輝いた「東西線」で通勤しています。
通勤ピーク時の平日朝8時台、
木場駅~門前仲町駅の混雑率 200%!!
一旦ドアが閉まったら、
頭の先から両手両足つま先まで、
微動だにできない状態、
ギリシャ神話のメデゥーサを見て
カチカチに固まった石像群です。
もちろん、
LINEできない、ゲームできない、
新聞読めない、マンガ読めない、
苦痛に耐えて思考もストップ。
でも、私はこの東西線が大好きです。
なぜなら、
車内で年間百冊以上の本が読めるからです。
というのも、ピークの
1時間半前に通勤しているからです。
メデゥーサ街道の木場駅~門前仲町駅に
さしかかるのが7時前ですから、
まだ余裕たっぷりのスペースで、ゆっくりと読書できます。
人より少し早起きをするだけで、
東西線は読書にうってつけの快適な書斎になっており、
サラリーマン時代から続けているこの読書習慣が、
私の人生に豊かな彩りを添えてくれます。
人は生まれてから死ぬまで、
時間という流れの中を生きています。
つまり、時間は「命」そのものです。
少しばかりの自分の意思で、
時間の使い方を工夫すれば、
命をより意味あるものとして使うことができるのです。