
かつて米国系企業で 米国人CEOとともに会社の運営を担っていた時の話です。 知己のヘッドハンターから、別の米国系企業の 駐日代表としての職を打診されたことがあります。 日本でもまだ新しい分野へ進出するに当たって、 ビジネスを牽引できる人を探しているとのこと。 「先方が望んでいるのはどのような人なのですか?」と尋ねると、 「試験問題…
続きを読む2019年8月25日
かつて米国系企業で 米国人CEOとともに会社の運営を担っていた時の話です。 知己のヘッドハンターから、別の米国系企業の 駐日代表としての職を打診されたことがあります。 日本でもまだ新しい分野へ進出するに当たって、 ビジネスを牽引できる人を探しているとのこと。 「先方が望んでいるのはどのような人なのですか?」と尋ねると、 「試験問題…
続きを読む2019年6月4日
困難な業務にチャレンジしようとする部下に 上司が、「大丈夫だ、君ならできる!」と 励ましの言葉をかける場面をよく見かけます。 私も上司から幾度もこの言葉をかけられたことがありますし、 部下にもかけてきました。 もちろん多くの上司は、うそ偽りなく部下を励まそうとして 「君ならできる!」と言っているのでしょ…
続きを読む2018年5月15日
外資系企業に勤めていたときのことです。 米国の本社で、 私が担当していたビジネスの各国の責任者が集まる グローバル・ミーティングに出席しました。 議長のビジネス部門総ヘッドの米国人Bさんから、 出席者に向けて、このような問いかけがありました。 —————&#…
続きを読む2018年3月20日
様々な企業の管理職の皆さんの 共通した悩みの一つに 「一人ひとりの部下とじっくり話す時間がとれない」 というものがあります。 特に、研修などを通じて、 部下とのコミュニケーションや相互理解、信頼関係などの 重要性に気づけば気づくほど、 「でも、現実的には時間がとれないんですよ……」 こうおっしゃる方が少なくありません。 私も、かつ…
続きを読む2016年11月22日
研修で訪れた企業の管理職の方から、 部下の主体性の無さを嘆く声をよく聞きます。 「根は素直で、言われたことは真面目にやるんですけど・・・ もっと自分で考えて行動する 自律型社員になってもらいたいんですよね」。 まわりの受講者さんたちも「そうそう、ウチも同じ・・・」 はてさて、どうしたらよいものか? てなことも含めて、…
続きを読む2016年11月8日
司馬遼太郎の『国盗り物語』の中に、 若き日の斎藤道三の 次のようなエピソードが出てきます。 僧侶から還俗したのち、 入り婿としてとなった京都の油屋で、 道三は売り子たちの悪徳を発見する。 売り子がマスで量った油を客の壺に入れるとき、 ほんのわずかをマスの底に残して、 それを溜めて着服しているのだ。 &n…
続きを読む2016年11月1日
JAXAの一般公開に筑波宇宙センターまで行ったことは 前々回のメルマガで紹介しましたが、 その時、油井亀美也宇宙飛行士の トークショーを聞くことができました。 いくつか挙げたテーマの中から 会場の人が聞きたいテーマを 順番に語るという形式で進みました。 そして、最後の質疑応答で 小学校低学年ぐらいの男の子がこんな質問を。 &nbs…
続きを読む2016年5月10日
GW中に、昨年度のアカデミー賞受賞作品 『スポットライト』を観ました。 米国東部の町ボストンでの カトリック教会神父の児童への性的虐待と、 隠蔽工作を図る教会の闇を暴く、 日刊紙『ボストン・グローブ』の取材チームの実話です。 以下、内容に触れるため(要するにネタバレあり) まだ観ていない方はその点をご了…
続きを読む2016年4月19日
今年はオリンピック・イヤーですから、 オリンピック関連のニュースが嫌でも増えてきます。 少し前の話ですが、 2010年の冬期バンクーバーオリンピックのエピソードです。 開会式のクライマックスで、 氷柱をイメージした4本の巨大な聖火台が、 床からゆっくりとせり上がってくるという演出でした。 …
続きを読む2015年12月29日
少し気が早いのですが、年明けのことを考えてみます。 新春の恒例行事といえば 社長さんや管理職の方の年頭訓示ですね。 まあ、別に年末と年始で 仕事が区切れるわけではないんですが、 「新年」というなんとなく新たな気持ちになる節目で、 経営者や管理職の皆さんが 自分の考えていることを伝えようとするのは悪いことではありません…
続きを読む