
「知識はあるが判断力がない社員が多すぎる」 ある企業の幹部・Aさんが、こう漏らしていました。 それなりの経験と専門知識で、 決まった仕事を決まった形でこなすのは得意。 仕事ぶりも真面目で堅実である。 しかし、経験したことのない局面や 厳しい二者択一を迫られるような場合では、 的確な判断ができないとのこと…
続きを読む2019年3月22日
「知識はあるが判断力がない社員が多すぎる」 ある企業の幹部・Aさんが、こう漏らしていました。 それなりの経験と専門知識で、 決まった仕事を決まった形でこなすのは得意。 仕事ぶりも真面目で堅実である。 しかし、経験したことのない局面や 厳しい二者択一を迫られるような場合では、 的確な判断ができないとのこと…
続きを読む2019年2月5日
心理学で「確証バイアス」という言葉があります。 簡単に言うと、 「人は、自分を正当化する情報ばかりを集めようとする」 ということです。 自分の考えの正しさを補強するような情報には 敏感に反応する一方、 自分の考えを否定するような情報には 目をつぶる傾向があるのです。 ——R…
続きを読む2018年1月16日
『管理職1年目の教科書』でも取り上げていますが、 仕事の生産性を高めるためには「迅速な決断」が必要です。 通常、私たちは、 真剣に考えても決めることができないとき、 さらに時間をかけて考えようとします。 しかし、10分間考えても決められないときは、 おそらく1時間考えても決めることはできないでしょう。 なぜならば、 それは考えているのではなく迷…
続きを読む2017年9月5日
仕事を通じて成長していくために必要な要素、 それも重要な要素に「自己評価」があります。 知り合いのファンドマネジャーによると、 良好な運用成績をあげ続けていくためには、 妥協のない「自己評価」の仕組みを 持っていることが大切だとのこと。 例えば、投資した銘柄が順調に値上がりした場合、 会社と顧客からは「…
続きを読む2017年7月4日
最近、ビジネスパーソンが仕事をするうえで必要な、 「専門性」について考える機会がありました。 これまでも、 一人のビジネスパーソンが備えている知識や専門スキルの 領域を表す言葉として、 「I型人材」や「T型人材」などがよく使われてきました。 「I型人材」は、縦方向の棒で専門性に深さを表します。 すなわち、細分化されて…
続きを読む2016年9月20日
逆説的のようですが、これが正解です。 というのは、 仕事の質が何で決まるかというと、 それは担当者の業務能力なんですわ。 たとえば、能力5の人が 1日でやった仕事があるとしますね。 では、能力1の人が5日かければ 同じ質のものができるかというと・・・ なわけないです。 5日かけようが10日かけようが 質…
続きを読む2016年8月23日
先日、某相撲部屋の親方と 小一時間ほど話をさせていただく機会がありました。 気さくに何でも話してくださるのをいいことに、 調子に乗ってドスコイ、ドスコイと質問攻めにしていまい、 「へー」とか「ほー」とか「すごっ!」とかいう話を たくさん聞かせてもらいました。 特に印象的だったのは、 場所中のとんでもない…
続きを読む2016年8月2日
かつて造船会社に勤めている時、 深海調査船の開発・設計をやっていました。 ・・・ということもあり、 今回は久しぶりに深海ネタを。 日本が世界に誇る深海調査船といえば 『しんかい6500』です。 水深6,500mまで潜航でき(地球上の海底の98%をカバー!) 1回の潜水・調査・浮上を9時間か…
続きを読む2016年4月19日
今年はオリンピック・イヤーですから、 オリンピック関連のニュースが嫌でも増えてきます。 少し前の話ですが、 2010年の冬期バンクーバーオリンピックのエピソードです。 開会式のクライマックスで、 氷柱をイメージした4本の巨大な聖火台が、 床からゆっくりとせり上がってくるという演出でした。 …
続きを読む2016年3月29日
私は研修や講演で講師として 人前で話す機会が多いのですが、 よくこう言われます。 「櫻田さん、よく、緊張せずに話せますね」 でも、そんなことはないんですよ。 毎回、それなりに緊張します。 限られた人生の中の貴重な時間を、 私と一緒に過ごしてくださる方々が目の前にいるわけですから、 絶対にその時間を無駄に…
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