櫻田毅オフィシャルブログ

世界中から非難された大失態を成功に変えたカナダ

2016年4月19日

 

今年はオリンピック・イヤーですから、
オリンピック関連のニュースが嫌でも増えてきます。

 

少し前の話ですが、
2010年の冬期バンクーバーオリンピックのエピソードです。

 

 

開会式のクライマックスで、
氷柱をイメージした4本の巨大な聖火台が、
床からゆっくりとせり上がってくるという演出でした。

 

 

だったのですが・・・

 

 

機器のトラブルで、4本の柱のうち
3本しか出てこないという事態となりました。

 

結局、
立ち上がった3本の柱の聖火台にそれぞれ灯がともり、
聖火点灯自体は何とか行われたのです。

 

当然、カナダ組織委員会の大失態として
世界中からボロクソに叩かれました。

 

もっとも、
総合プロデューサーのデービッド・アトキンス氏は、
開会式終了後のインタビューで、

「我々は人間だからこういう失敗もあるが、全体的には成功だった」

と、余裕、余裕、余裕ですわ、といった笑顔で答えていましたが。

 

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そして、全競技が終了した後の閉会式です。

 

登場した聖火台は、何と柱が3本のまま。

 

うわーっ、また失敗かと会場がどよめいた直後、
1人のピエロが登場して、
聖火台の脇に置かれていた2本の電線を
「バチッ!」という火花と共につなぎ合わせました。

 

すると、4本目の柱がゆっくりと立ち上がり、
4本の氷柱がクロスした聖火台が見事に完成したのです。

 

もちろん、場内は割れんばかりの拍手の嵐!

 

 

この、失敗を成功に変える発想、
それをやってのける実行力、

 

いいですね!

 

緊迫した仕事の中にある
「遊び心とユーモアのセンス」
このような局面では役立つのです。

 

 

 

私がいつも言っているように、
世の中に何らかの価値提供をしようと思ったら
仕事はきついに決まっています。

 

いろいろな仕事の仕方があるとは思いますが、
「きつい仕事を楽しくやる」というのが私の理想です。

 

この聖火台のエピソードを思い出すたびに、
その意を強くします。

 


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