櫻田毅オフィシャルブログ

生き残りをかけたサメの4億年前のある決断とは?

2014年11月18日

 

先週の講演会は、

『ダイオウイカと深海から学ぶ元気で楽しい仕事術』は

おかげさまで、満員御礼の状況で終了いたしました。

 

お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

ダイオウイカを始めとした生き物の
生存力や進化の歴史から我々は何を学べるのか、
櫻田流の視点で、お話しをさせていただきました。

 

今回はその中から一部を紹介しますね。

 

 

 

ダイオウイカだけでなく、
「深海ザメ」も時々テレビで取り上げられています。

 

300mから1000mの深海に生息しているサメで、
まだ生態はよくわかっていません。

 

 

 

深海ザメでなくても、
サメの仲間って本当に面白いです。

 

というのも、あなたは「サメ」といえば、
どんなことを想像しますか?

 

映画の『ジョーズ』!?

 

私はやっぱり、
歯がずらっと並んだどう猛な口を連想します。

 

 

博物館や写真などで、
歯がいっぱい生えている口を大きく開いたアゴの骨の写真を
見たことがありませんか?

 

 

で、ひとつ質問です。

 

 

じゃあ、
サメの「全身骨格標本」は見たことがありますか?

 

 

クジラやイルカ、魚、動物の全身骨格標本は
あるかもしれませんがサメは?

 

 

 

ないと思います。

つーか、世界中どこを探してもありません。

 

なぜならば、サメには骨がないからです。

 

正確には、背骨らしき軟骨はありますが、
剥製にしようとしてもすぐに腐ってしまそうなんです。

 

サメの唯一の骨は、歯の生えたアゴだけです。

 

IMG_2641a

 

なんでそんなことになっているかというと、

 

サメは約4億年前に地球に登場しますが、
そこにいたる進化の過程で、

身体に取り込んだカルシウムをすべてアゴと歯に集中させる!

という決断をしたんです。

 

身体の構造を支える大事な
背骨を始めとした骨を犠牲にしてまでも、
強力なアゴと歯で獲物を捕らえることによって生き残っていく!

という命をかけた決断です。

 

そうすることによって、
恐竜を始めとして多くの生き物が絶滅したその後の時代を、
今日まで生き延びてきています。

 

 

 

 

 

我々もよく「選択と集中」なんて言いますが、
このサメの身を切るような凄まじい「選択と集中」は衝撃的です。

 

他を何もかも全部捨てて、
アゴと歯に一点集中で・す・よ!

 

生き残りをかけるためには中途半端ではなく、
ここまでやるのっていうレベルの「選択と集中」が必要なんですね。

 

仕事や人生にも通じるところがあると思います。

 

そういうことを考えながら
あらためて見るサメの大きなアゴは
まさに「どや顔」ならぬ「どやアゴ」です。

 

 


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