櫻田毅オフィシャルブログ

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ダイオウイカの2本の長~い腕から人が学ぶこと

2014年9月16日

 

最近ゴチャゴチャと話をしているダイオウイカですが、
ご存じのように、大きなものでは全長18mにもなります。

 

ただ、そのうちの半分は、2本のながーーーーい腕、
すなわち「触腕(しょくわん)」です。

 

この触腕で狙った獲物にグルッと巻き付いて
「つ~かまえた」ちゅう訳です。

 

 

ついている吸盤もパンパないっす。

 

でかいものは直径10㎝、
ギザギザの歯のようなものがぐるりと一周装備された、
ジェイソンのチェーンソーもまっ青の特別仕立てになっています。

 

ダイオウイカにとっては、
生きていく上でとても大事な2本の触腕です。

 

 

ところがですね、

 

 

時々、漁師の釣り糸に、
この触腕だけが引っかかってくることがあるんです。

 

おそらく、餌につられてつかんだはいいが、
釣り針に引っかかってしまい

「やばっ!このままでは大変なことになってしまう」

「命を守るためにはこれしかない!」

と考えた末の苦渋の決断、
つまり自ら触腕を切って逃げた結果なんでしょう。

 

もちろん、それはダイオウイカにとっては
大きなダメージとなるんでしょうが、

 

生きていくために大事な触腕を切ってでも
もっと大事な命を守る、
ダイオウイカはそこまでして生きようとしているんですね。

 

 

私たち人間はどうでしょうか。

 

img002with C

 

何かを手放せないでいるために、
実はもっと大事なものを失いそうになる、
そういうことってあるような気がします。

 

 

かつて会社勤めをしている時に、
お客様のどう考えても理不尽かつ屈辱的、
はっきり言ってムチャクチャな要求に対して

「まあ、お客様やからしょうがないな・・・」

と、安易に応えようとしていたところ、

 

部下から

「俺らの誇りって何ですか!!」

とたしなめられ、のけぞりそうになるところを
危うくこらえて我に返った経験があります。

 

 

私は、その部下のおかげで、
仕事には柔軟に応えるべきことと譲ってはならない最後の一線、
「仕事への誇り」があることにあらためて気がついたんです。

 

 

その後、お客様と
あーだこーだのすったもんだの大騒ぎをしながら交渉したんですが、
どうにもこうにも妥結点を見いだすことができずに、
苦渋の決断でしたがその要求をお断りしました。

 

 

チーン!です。

 

 

ビジネス的にはいくつかのものを失いました。

 

しかし、その後、その噂を聞いた別のお客様が
私たちの姿勢を評価してくださり、

なんとなんと、
失った以上のものを取り返すことができたんです。

 

 

実は、ダイオウイカの触腕にも
再生機能があるそうです。

 

 

ダイオウイカも人間も
本当に大事なものを守っていれば、
失ったものでもいつか取り返すことができる、

 

そんなことを考えています。

 

 


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