「時間がない、金がない、人がいない」と言う人からは、時間も金も人も逃げていく

■チームの成果を最大化する

 

管理職の方と話をしていると、
何かにつけて、「時間がない」と言う人がいます。
口癖のように、「金がない」と言う人がいます。
会うたびに、「人がいない」と言う人がいます。

 

 

でも、仕事って、限られた時間で、決められた予算で、
与えられたスタッフで、できる限りの成果を出すものです。

そこが、マネジメントの腕の見せ所のはずです。

 

 

私の周りにいる個人事業主や、
ベンチャー・ビジネスを立ち上げた人たちは、
「時間がない、金がない、人がいない」
なんてことは言いません。。

 

それが当たり前だと分かっているからです。

 

そんなことを口にせずに、
どうしたら時間を有効活用できるのか、
どうしたら金を掛けずにできるのか、
どうしたら人が応援してくれるのか、

ということを、四六時中考えて行動しています。

 

そこを何とか必死になって工夫するのが仕事であり、
それなしに事業の成長などありえないと思っているからです。

 

 

仕事というのは、どこで何をやっていても
基本的には同じはずなのですが、
会社に勤めていると、つい甘えが生じてしまいます。

 

足りないものは会社が何とかするべきだ、
そうしてくれないのは会社に問題がある、
こんな状態ではやっていけない・・・。

 

しかし、会社、すなわち経営者は決して馬鹿ではありません。

私の経験を振り返っても、会社というものは、
限られた時間で、決められた予算で、与えられた人で、
最高の結果を出すことができる人のところへ、
より時間と金と人を集めるものです。

 

リソースをうまく使いこなせる
できるマネージャーだと評価するからです。

 

結果的に、時間と、お金と、人が増えていきます。

 

反対に、時間がない、金がない、人がいない、
ということを言い訳にする人からは、
会社は、より時間と金と人を奪うでしょう。

リソースをうまく使いこなせない
できないマネージャーだと評価するからです。

このように人には、たとえどれだけリソースを与えても、
「まだ足りない」と言い続ける傾向があります。

 

「時間がない、金がない、人がいない」と言う人からは、
時間も金も人も逃げていきます。

 

黙って、いまあるリソースで結果を出す人には、
時間も金も人も、そしていい仕事も集まってきます。

 

 

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