櫻田毅オフィシャルブログ

「年をとったらもの忘れがひどくなる」はウソ?

2013年10月18日

 

「ほんと、年をとるともの忘れがひどくなるわ」

 

まだ40代や50代にもかかわらず、
このようにつぶやく人を見たことはありませんか?

 

確かに、人の名前や映画のタイトルなど、
のどまで出かかっているのに
思い出せないことってよくあります。

 

でも、
「年をとると、もの忘れがひどくなる」
ってホントに正しいんでしょうか?

 

 

 

脳科学者の池谷裕二さんによると、
実はこれは錯覚で、
「年をとっても記憶力は衰えない」
そうなんだそうです。

 

 

こういうことだそうです。

 

 

年を取ってくると、子どもの時や若い時に比べて、
アタマの中に詰まっている情報の量が
何百倍も何千倍も増えている。

 

だから、そこから特定の情報を引き出そうとすると、
時間がかかったり、
すぐには出てこなかったりするケースも増えてくる。

 

それを、もの忘れがひどくなったと錯覚してしまう。

 

例えるならば、若い時にはアタマの中に10個の
データが蓄積されているとします。

 

そこから特定の情報を1個見つけて引き出すのは、
さほど難しくないでしょう。

 

ところが、年をとるにつれ様々な経験を積んで
アタマの中のデータが100個に増えました。

 

記憶力そのものは若い時と変わっていなくても、
100個から1個を見つけるのは、
10個から1このときと比べて当然時間がかかるわけです。

 

あと、思い出すことができるデータの絶対量は
年をとるにつれて多くなり、同時に、
すぐには思い出せないデータの絶対量も多くなります。

 

 

それで、「年をとるともの忘れがひどくなる」って
思ってしまうわけなんですよね。

 

 

でも、もともとのデータは
アタマの中に記憶されているので、
何かの拍子に「そうそう、それそれ!」と、
ちゃんと正解を思い出すわけです。

 

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人は、このような
「思い込み」をしてしまっています。

そしてこの「思い込み」が、
実際の思考や行動に影響を与えます。

 

 

池谷さんはこんな実験結果も紹介しています。

 

20歳前後の若者グループと
60歳以上の年配者グループに対して
記憶力テストをした時、

始まる前に、「心理学の実験です」と
告げてから行うと、両者の結果に差はなかった。

 

しかし、「暗記試験をやります」と告げてから
同じ実験を行うと、
年配者グループの成績がガクンと半分に落ちてしまった。

 

「年をとると記憶力が衰える」といった思い込みが、
現実に悪影響を及ぼしてしまっているわけです。

 

 

この年になったら、もの忘れがひどくなる

この年になったら、アタマが固くなる

この年になったら、気力がなくなる

 

この年になったら・・・

 

 

「思い込み」が、
せっかくの能力にブレーキをかけています。

 

ときには、思い込みを疑ってみませんか。

 

 

 


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