櫻田毅オフィシャルブログ

人生は偶然に支配されている

2012年12月18日

 

夏に行われたロンドン五輪の話題です。

 

アーチェリーで銀メダルを獲得した
古川高晴選手って覚えていますか?

 

眼鏡をかけたチョーまじめそうな、あの選手です。

 

その古川選手について、
興味深いインタビューがありました。

 

「そもそもアーチェリーを始めたきっかけは何ですか?」
という質問に対して、こう答えているんです。

 

「弓道に興味があったが、進学した高校に
アーチェリー部しかなかったから、たまたまです。」

 

 

ということは、もし弓道部があったなら
古川選手は五輪とは無縁だったことでしょう。

 

「たまたま」アーチェリー部しか
なかったからという『偶然』がロンドンへの道となったのです。

 

 

私達も、これまでの仕事や人生を振り返ってみると、
自分が計画した通りになっていることよりも、

むしろ偶然そうなった、
ということの方が多いかもしれません。

 

今その仕事をしているということ

その街に住んでいること

今の上司の下で働いていること

恋人や配偶者との出会い

尊敬する人や親友との出会い

今のスキルを身につけたいきさつ

夢中になっている趣味との出会い

 

偶然が私達の人生を支配している・・・

 

考えれば考えるほど、
ああ、そうかもしれないなと思ってしまいます。

 

 

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1999年に、米国スタンフォード大学の
ジョン・クルンボルツ教授らが行った
数百人のビジネスパーソンに対する調査では、
8割以上の人が、これまでの自分のキャリアは、
予期しなかった『偶然』によって形成されていると答えています。

 

やはり、多くの人が
人生に対する偶然の影響力を認めているんですね。

 

 

でも、もしそうだとしたら、いくら人生計画を立てても、
そのためにいくら努力しても何の意味もないのでしょうか?

 

そういうわけではないんです。

 

偶然が、自分にとって好ましいものであっても
好ましくないものであっても、
起きてしまった以上、どうすることもできません。

 

しかし、その後の自分の考え方や行動は
コントロールできます。

 

起きた偶然を、より良い仕事や人生のために
「味方に付けてやろう」と考え、
意志を持ってコントロールすること、
これはその後の人生に影響を与えます。

 

 

クルンボルツ教授は、偶然を味方に付けるためには
次の5つの気持ちが大切だと言っています。

 

好奇心(知りたい、学びたい)

持続心(あきらめない)

柔軟性(考え方や行動を変えよう)

楽観性(必ず機会はやってくる)

冒険心(リスクをとってみよう)

 

そして、この5つの気持ちを強化していけば、自分にとってプラスになるような

偶然さえも引き寄せることがある

と述べています。

 

 

たとえば、好奇心を持って

いろいろな人と積極的に会っていると、

「偶然」助けてくれる人と出会ったり、

 

あきらめずに一生懸命努力を続けていると、

「偶然」誰かがその姿を見ていたり、

 

 

気乗りがしない仕事でも、

「まっ、何かの勉強はなるだろう」とやってみたら

「偶然」自分の力が開花されたり。

 

 

偶然を黙って見過ごすだけの人、

都合の悪い偶然を恨んでばかりで何もしない人

 

一方で、その偶然をチャンスと考え、

自らの意思でそこから計画、努力して、

自ら望む必然を生み出す人、

 

両者の間には、

その後の仕事や人生に大きな差がでることでしょう。

 

 

偶然を味方にする力

これが身についているといいですね。

 

古川選手は、この力で自らの人生を切り開いて

いったのかもしれません。

 

 


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