櫻田毅オフィシャルブログ

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モンゴルの滑走路は傾いている。それが何か?

2014年6月24日

 

先週は、モンゴルの首都
ウランバートルに行ってきました。

週2便のMIATモンゴル航空で
成田からわずか5時間です。

 

たまたま機会があったので、
「面白そう!」という好奇心が
むくむくとアタマをもたげてのことです。

 

仕事がらみが1割ぐらいで、あとは観光・・・
というよりも、現地のビジネス人や異文化に
直接触れる貴重で楽しい時間でした。

 

 

 

初めてのモンゴルでしたので、
見るもの聞くもの経験するもの全てが

「ひぇー!」とか

「うっひょー!」とか

「ゲゲッ!」とか

こういう感じでしたが、モンゴルの第一印象は

 

「大雑把!!」

 

IMG_1744

 

まず、降り立ったチンギス・ハーン空港の滑走路は
縦方向にかなり傾いているとか。

 

特段の理由はなく、
「いや、その土地が元々傾いていたから」って。

 

だから、
離陸は加速をつけるために下り方向で行い、
着陸は逆に早く止まるように上り方向で行うとのこと。

 

一見合理的なようですが、
離陸を途中で中止しなければならないような事態が起きても、
加速がついちゃっているので基本的には無理、

パイロットは歯を食いしばってでも
一旦離陸をせざるを得ないとか・・・

 

 

 

また、首都ウランバートルに
全人口の半分、120万人強が集中しており、
急速な近代化の影響で車の数が急増、
道路整備が追いつかずにどこもかしこも大渋滞!

 

市内を走っているほとんどの車が
日本や韓国から輸入された中古車で、
トヨタと韓国の現代(ヒュンダイ)が目につく。

 

私が乗ったトヨタのプリウスも
日本から輸入した中古車だったんですが、
パネルの文字が日本語のまま。

 

運転手さんに
「もしかして、取扱説明書も日本語のままですか?」
聞いたところ、あっさり「そうだよ」との返事が。

 

輸入中古車は皆そうだってことで、
「取説は読めないが、運転しているうちに
使い方が分かってくるから特に問題ない」って。

 

さすが騎馬民族!

乗ってりゃ上手くなっていくという
乗馬感覚なんでしょう。

 

IMG_1759

 

やたらと走っている市内バスも時刻表なんぞなく、
停留所に来た時がその時刻、てな具合。

 

 

レストランで「駐車禁止」の立て看板を
勝手にどかして駐車する運転手・・・

 

 

店の中から血相変えたおばさんが飛んできてなにやらわめくと、
「やっぱだめか・・・」というような顔をして元に戻すずうずうしさ。

 

 

かなり強い雨が降っていた時でも、
半分ぐらいの人は傘を差さずに平気で歩いている。

 

傘を持ち歩く習慣がなく、
家を出るときに降っていなければ傘は持たないとのこと。

 

「どうせ、そうのち止むし」って、
おいおいアンタ、びしょ濡れじゃん。

 

 

何とも大雑把!で、
私も常識外のことにもう笑うしかなかったです。

 

 

 

 

しかし、
モンゴルでビジネスをしている日本の人たちは、
結構アタマを抱えていました。

 

この国にあってないようなもの、
それは「契約書」と「約束の時間」だそうです。

 

契約書に何と書かれていようが、
まったく悪びれずに、あとから違うことを言ってくる。

 

「契約書に書いてあるだろ」と言っても、

「そんなもん読んでないわ!」

 

ひぇ~~~

 

 

約束の時間に平気で1時間ぐらい遅れてくる。

もっともモンゴルでは
「時がゴムでできている(笑)」そうで、
伸びて当然とのこと。

 

 

銀行に預けていた米ドル預金が、
いつの間にか現地通貨に変わっていた、
つう話を聞いた時には、
さすがに私も腰が抜けそうになりました。

 

 

それでも、このようなことを
おもしろおかしく笑いながら話をする現地の日本や
モンゴルのビジネス・パーソンの人たちは

何ともたくましい!

 

 

むしろ、この大雑把というか、いい加減というか、
まだまだ発展途上のビジネス環境を
楽しんでいるかのようにさえ見えました。

 

IMG_1760

 

私が感じた、この国に確かにあるものは、
「広大な土地」と「若者の野心」。

 

石炭、銅、恐竜の骨(?)以外にも、
まだまだ何が出てくるか分からない未知数の魅力があります。

 

 

一部の行程を同行してくれた20代のモンゴル人の女性に
将来の夢を聞いたら、

「何でもいいからビッグになりたい!」と、
これまた大雑把に答えてくれました。

 

目をキラキラと輝かせて、
起業を夢見る若者とも話をしました。

 

 

社会主義国から資本主義国へと変わってまだ20年余り。

財政収支の悪化、不良債権の増加、外国投資家の撤退、外貨準備高の減少、

現地のビジネス関係者に、「マジでヤバい・・・」と
言わしめる環境にもかかわらず、
だだっ広い草原で悠々と暮らしてきた
どこかお気楽でノー天気な(失礼)国民性に、
思わず微笑んでしまうような不思議な感覚を受けました。

 

 

まあまあ、でも、そんなことも含めて
1週間でも非日常の世界に身を置くと、
一気に見えてくるものが広がったような気がします。

 

 

「面白そうだから!」っていうこともありますが、
時々こういう経験を意図的にすることが
彩りのある人生を送っていく上で意味があるなと、
あらためて感じた1週間でした。

 


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