櫻田毅オフィシャルブログ

新人研修で知った新入社員の気持ち

2015年4月28日

 

今年も、それぞれの会社に新入社員が入ってきました

 

「こいつら、まずは社会常識から教えないと、なーんもわかっとらん」
こんな先輩の声が聞こえてきそうです。

 

しかし、新人研修を通じて感じたのは、
新人たちは、自分たちと先輩たちとの間に
常識ギャップがあることは十分わかっています。

であるがゆえに、かなり神経質にもなっています。

 

常識がないと言われはしないか、
失敗をするのではないか、
笑われたらどうしよう・・・ 結構ビビッています。

 

もちろん、失敗をしながら覚えてもらうしかないのですが、
先輩としては、ここはひとつ、
大らかに受け止めてあげてほしいと思うのです。

 

良し悪しは別として、時代と共に常識って変わっていくんですから。

 

 

最近の高校生は、「聖徳太子」と聞いてもピンときません。

当時、「聖徳太子」という名前の人は存在しなくて、
それは「厩戸王(うまやどのおお)」であるという説に基づき、
教科書から「聖徳太子」が消えつつあるからです。

 

「いい国(1192)作ろう頼朝さん」の語呂合わせで有名な、
鎌倉幕府が成立した年も、
最近は「いい箱(1185)作ろう」、もしくは両論併記です。

 

このように、時間と共に常識ギャップというのは
「必ず」生まれていきます。

 

もちろん、歴史だけでなく、社会常識、価値観、
コミュニケーションなどなど、
ありとあらゆることに当てはまります。

 

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これ、どうしようもないんです。

 

 

しかも、若者たちの方が
そのどうしようもないことの存在に気づいているのです。

だからこそ、自分の常識が社会で
受け入れてもらえないかもしれないことを恐れています。

 

確かに、彼らには「仕事の場で必要な常識」を
これから覚えてもらう必要はあります。

 

しかし、先輩の皆さん、
ぜひ温かい目で彼らを迎えましょうよ。

 

「聖徳太子も知らないの?」って呆れるのではなく、
「へー、教科書に載ってないんだ」と、
自分の古い常識をバージョンアップするぐらいの
気持ちで話を聞くのも面白いと思いますよ。

 

新人が何を言っても何をしても、とりあえずは、
「へー、そうなんだ」と余裕のあるところを見せた上で、
「でも、仕事をする上ではね・・・」と教えていけば、
彼らも安心して耳を傾けてくれるのではないでしょうか。

 

ちなみに、聖徳太子と1192年は、
今年の大卒新人はギリセーフみたいです。

高卒新人が境目みたいで、数年後には、
厩戸王と1185年に常識が変わっているでしょうね。

 


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