櫻田毅オフィシャルブログ

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会議への「なんちゃって出席」を許さない

2018年10月16日

 

 

外資系企業のオフィスでよく飛び交う言葉が、
「What do you think?(あなたはどう思うの?)」
です。

 

どのような場合でも必ず自分の考えを述べる、
というのが外資系の基本ルールです。

 

そもそも、自分の意見を持たない人、
持っていても言わない人は無能だと思われます。

 

人から言われたことを、
ただ黙って実行することに給料を払っているのではなく、
自分の考えによって会社に価値提供することに対して
給料を払っている、というわけです。

 

 

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発言しない人は呼ばれなくなる
——————————————-

 

したがって、
会議で発言しない人は次回から呼ばれません。

 

そこにいるだけ、というのは
本人の勉強になるかもしれませんが、
会議に対して何の貢献もしていないからです。

 

なら、席に戻って
自分が貢献できることに時間を使ってね!
というわけです。

 

日本企業によく見られる、
「念のために」とか、
「後学のために」とか、
「出ておいた方がいいから」という
「なんちゃって出席」は、そこにはありません。

 

 

また、日本企業では上司が部下に
「自分は時間がとれないので、
代理で出て話だけでも聞いておいて」
とお願いする光景がよく見られます。

 

外資系でも似たようなことはありますが、
大きく違うのは、代理出席を依頼する部下に
『権限も与える』という点です。

 

話を聞くだけではなく、
チームを代表してちゃんと主張してこい
ということです。

 

というのも、
会議の場で物事がどんどん決定されるため、
「持ち帰って上司の意向を確認して・・・・・・」
が通用しないのです。

 

このように、
時間の価値を最大化する高い生産性意識が
職場全体で共有されています。

 

 

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会議ではとりあえず、なんか言う
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さて、その会議ですが、
「とりあえず、なんか言う」
というレベルから始まります。

 

議論を黙って聞いていたエライ人が
貫禄たっぷりに、いかにも深く考えた様子で
最後にぼそっと発言する、

なんていう日本的光景はなく、
参加者全員が、
思いついたことをどんどん出し合っていきます。

 

会議のオーナー、すなわち意思決定者が
自ら進行をしながら議論を洗練化させ、
頃合いを見計らって議論を打ち切り結論を出す、

というスタイルです。

 

その過程で、参加者の意見が
大きく変わっていくこともよくあります。

 

最初から着地点を意識した正解を
言おうとするのではなく、
人と意見を交わす中で、
最適解、納得解を探り出していくのが議論です。

 

「とりあえず、なんか言う」人も
議論の出発点となる意見を提供したことで、
会議に十分貢献したことになります。

 

 

————————-
言うから伝わる 
————————-

 

米国の幼稚園では
“Show & Tell”という、
園児たちのスピーチの時間があるそうです。

 

一人ひとりが
自分の一番大切なものを持ってきて、
みんな前で紹介するミニ・スピーチです。

 

なかなか周りに馴染めなかった園児が
“Show & Tell”の時間に
大好きなキャラクターについて
マニアックに熱く語ったことで、
「おまえ、すげーな!」と
一気に人気者になったという話も聞きました。

 

 

言うから伝わる、
言わなければ伝わらない、というのは、
万国共通の事実です。

 

グローバル企業であろうが日本の企業であろうが、
自分の価値を知ってもらうために、
自分の価値を提供するために、
その場の時間価値を最大化させるために、
臆せずに人前で発言すること、
そのような職場環境をつくることは
とても大切なことです。

 

 


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