強みを自覚する

├自己理解

 

コーチングでは、
クライアントさんの持っている「強み」を明らかにするための
セッションを行うことがあります。

クライアントさんが何かに挑戦するときや
問題解決を願うとき、
強みを活かしたアプローチで
結果が出やすくなることがあるからです。


にもかかわらず、

本人が自分の強みを認識していないことがあります。

自分のことなのに自分でよくわかっていないことって、
意外とあるもんです。

そのようなときには、コーチ―として
次のような問いを投げかけてみます。

 

———————————
「強み」を引き出す質問
———————————

たとえば……ですが、

 

「なぜ皆は、こんな簡単なことができないんだろう、
て思うことにどんなものがありますか?」

 

「仕事の進め方や言動で、これまで人から
注意されたことがないことに、どんなものがありますか?」

 

「人からよく感謝されるときって、
あなたのどのような行いに対してですか?」

 

「人から頼りにされるときってどんなときですか?」

 

 

答えの中に、自分では気づいていない強みが
隠れていることがよくあります。

 

——————————————–
意図性を持って「強み」を活かす
——————————————–


強みを意識できれば、

それを意図的に活用できます。

つまり、自分の得意なやり方で、
あるいは自分ならではのやり方で
問題などにアプローチすることができるようになるのです。

 

強みを意識できれば、
意識的にその強みに磨きをかけることができます。

その結果、
「あの人は○○が得意だね!」
「あの人の○○はすごいね!」
「○○ならあの人に頼めば!」など、
自分の活用法を人にアピールすることが
できるようになります。

 

強みを意識できれば、
自分の強みが仕事を通じて誰かの役に立っていることを
実感しやすくなります。

何となく受け取っていた人からの感謝の言葉を
「自分らしく貢献できた」
「自分だからこそ役に立てた」
と自覚できるようになるからです。

 

もちろん、自問自答だけでなく
人からフィードバックをもらうのも、
自分の強みを認識、あるいは再認識するよい方法です。

 

さて、あなたの強みは何でしょうか?

 

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